世界的に名誉のあるゴルフのプレジデンツ杯に、18歳の石川プロが選出され、大活躍した。ただただ驚きである。この大会は、アメリカ代表プロ選手と、インターナショナル選別メンバーが対抗戦をするもので、アメリカ代表には、あのタイガーウッズも入っている。石川プロは、インターナショナルチームで、唯一人3勝(2敗)を挙げたのである。
インターナショナルチームのキャプテンのグレッグノーマンの推薦という。ノーマンと言えば、ある出来事を思い出す。以前、同組でプレーしていた日本人有名プレーヤーに注意をしたのだ。その選手はラフに入ったボールのまわりの草をゴルフクラブでつぶしていたのである。実は、それまでにも国際ルールでは認められない行為を、この選手は繰り返していた。見かねたノーマンが注意したのである。
日本のプロゴルファーはよく内弁慶と言われている。国内トーナメントでは勝てるが、海外ではさっぱりだからだ。
これには理由がある。国内トーナメントでは、プレーに取り巻きファンがついてまわる。このファンがルール違反をするのだ。例えば、ひいきの選手がラフにいれたボールをフェアウェーに蹴り入れたり、ひどい場合には、OBに入ったボールを杭の内側に移動させる。選手も、平気でラフに入ったボールが打ちやすいように草を抜いたりする。こんな甘やかされた環境にいたのでは、ルールに厳しい海外で勝てるわけがない。ただし、国内トーナメントもようやく国際標準に近づいている。海外で活躍できるプロも出てくるのでは期待している。
後の問題は、喫煙であろう。テレビ中継で、日本人トッププロが、よくタバコを吸いながらプレーしている様子が映し出される。ゴルフは緊張した場面で、微妙なタッチが要求される。タバコを吸ったのでは、手先の毛細血管が酸素不足になる。ミスショットが出るのは当たり前である。まわりのプロに誘われるであろうが、石川プロには、成人になっても喫煙には手を出さないでほしい。それが世界のトッププレーヤーになる要件のひとつである。
2009年10月12日月曜日
地球温暖化
地球温暖化が世界的な問題としてクローズアップされている。その元凶として二酸化炭素(CO2)に焦点があてられ、その排出量を規制しようという動きがある。新政権の鳩山首相が1990年比で25%削減を約束したことで、賛否両論が渦巻いている。
しかし、地球温暖化の本質をどれだけ多くのひとが理解して議論しているだろうか。実は、専門家でさえも、その本質を見抜くのは非常に難しい。なぜなら、地球規模で起きている現象の検証実験ができないからである。
根本的な問題を、まず整理してみよう。地球には太陽エネルギーが降り注いでいる。そのおかげで、温暖な地球環境が保たれる。その平均温度がH2Oという物質が液体(水)として存在しうる範囲に保たれ、その結果、多様な生物群が存在しているのである。これは、ある意味、奇跡というしかない。
ところで、太陽エネルギーを地球が受けるだけならば、その温度はあっという間に上昇し、灼熱地獄になるであろう。しかし、地球は太陽から受け取った熱エネルギーを、うまく宇宙に放出することでバランスを保っている。
二酸化炭素は、熱エネルギーに相当する電磁波(赤外線)を自身に貯め込むという性質がある。科学的に言えば、赤外線を吸収できる分子構造になっている。そのため、宇宙に放出されるべき熱エネルギーが地球に留まる。これが、地球温暖化の原因である(と言われている)。
しかし、ここにひとつ問題がある。赤外線の吸収スペクトルを調べると、二酸化炭素よりも水蒸気のほうが、はるかに赤外線を吸収することが分かっているのである。つまり、水蒸気はCO2よりも強烈な温暖効果ガスなのである。
現在の報告では、水蒸気による温暖化の見積もりは難しいという理由で、その影響をまったく無視してCO2にだけ焦点があてられている。いわば、さんざん砂糖で甘くした水に、少し果汁を加えたら甘くなるかどうかを議論しているようなものなのである。本当に科学的な議論をするならば、この事実を忘れてはならないであろう。
しかし、地球温暖化の本質をどれだけ多くのひとが理解して議論しているだろうか。実は、専門家でさえも、その本質を見抜くのは非常に難しい。なぜなら、地球規模で起きている現象の検証実験ができないからである。
根本的な問題を、まず整理してみよう。地球には太陽エネルギーが降り注いでいる。そのおかげで、温暖な地球環境が保たれる。その平均温度がH2Oという物質が液体(水)として存在しうる範囲に保たれ、その結果、多様な生物群が存在しているのである。これは、ある意味、奇跡というしかない。
ところで、太陽エネルギーを地球が受けるだけならば、その温度はあっという間に上昇し、灼熱地獄になるであろう。しかし、地球は太陽から受け取った熱エネルギーを、うまく宇宙に放出することでバランスを保っている。
二酸化炭素は、熱エネルギーに相当する電磁波(赤外線)を自身に貯め込むという性質がある。科学的に言えば、赤外線を吸収できる分子構造になっている。そのため、宇宙に放出されるべき熱エネルギーが地球に留まる。これが、地球温暖化の原因である(と言われている)。
しかし、ここにひとつ問題がある。赤外線の吸収スペクトルを調べると、二酸化炭素よりも水蒸気のほうが、はるかに赤外線を吸収することが分かっているのである。つまり、水蒸気はCO2よりも強烈な温暖効果ガスなのである。
現在の報告では、水蒸気による温暖化の見積もりは難しいという理由で、その影響をまったく無視してCO2にだけ焦点があてられている。いわば、さんざん砂糖で甘くした水に、少し果汁を加えたら甘くなるかどうかを議論しているようなものなのである。本当に科学的な議論をするならば、この事実を忘れてはならないであろう。
2009年10月11日日曜日
越前クラゲ
越前クラゲが大繁殖し、日本海岸だけではなく太平洋岸の漁獲にも大変な悪影響を与えている。どうして、こんなに繁殖したのだろうか。実は、その発祥地は東シナ海と言われている。
東シナ海の心臓部にあるのが渤海湾である。航空写真を見ると明らかであるが、この湾の汚染が急速に進んでいるのである。写真には毒々しく変色した海が見える。中国本土の河川汚染が海に流れ込み、海外が富栄養化しているのである。その結果、クラゲが大繁殖しているらしいのだ。
中国の経済発展はすざましい。当然、大量の水を使用する。残念ながら、日本ほど中国の水処理技術は進んでいない。もともと、汚れたものは捨ててしまえば、自然がきれいにしてくれると考えているひとが多い。かつての日本もそうだった。しかし、経済活動が進めば、自然の浄化能力はオーバーフローしてしまう。道理である。内陸で生活している人間には理解できないのだろうが。
大量発生したクラゲは半年ほどで巨大化し、海流にのって日本海、そして対馬海峡を通って太平洋岸にも押し寄せる。迷惑を蒙っているのは日本だけであるので、国際的な関心も低い。どうしようもないのである。
この事態を危惧したグループが、渤海湾を浄化するプロジェクトを国に提案したという。ところが役人に一蹴されたそうである。なぜ、日本の金を使って、他人の海をきれいにする必要があるのかと。
東シナ海の心臓部にあるのが渤海湾である。航空写真を見ると明らかであるが、この湾の汚染が急速に進んでいるのである。写真には毒々しく変色した海が見える。中国本土の河川汚染が海に流れ込み、海外が富栄養化しているのである。その結果、クラゲが大繁殖しているらしいのだ。
中国の経済発展はすざましい。当然、大量の水を使用する。残念ながら、日本ほど中国の水処理技術は進んでいない。もともと、汚れたものは捨ててしまえば、自然がきれいにしてくれると考えているひとが多い。かつての日本もそうだった。しかし、経済活動が進めば、自然の浄化能力はオーバーフローしてしまう。道理である。内陸で生活している人間には理解できないのだろうが。
大量発生したクラゲは半年ほどで巨大化し、海流にのって日本海、そして対馬海峡を通って太平洋岸にも押し寄せる。迷惑を蒙っているのは日本だけであるので、国際的な関心も低い。どうしようもないのである。
この事態を危惧したグループが、渤海湾を浄化するプロジェクトを国に提案したという。ところが役人に一蹴されたそうである。なぜ、日本の金を使って、他人の海をきれいにする必要があるのかと。
2009年10月10日土曜日
ダム建設の愚
民主党政権になって、前原国土交通大臣がダム事業をすべて見直すと宣言した。大変な英断と思うが、彼の身が心配である。なにしろ、ダム事業は闇の利権のオンパレードである。裏社会とも密接な関係にある。甘い汁が吸えなくなる連中にとっては死活問題であろう。たとえ、非合法的な排除であっても辞さないのではないか。
ダムをつくるには地元の理解が必要となる。土地の買収も大変だ。このため、ダム建設の予算の約10%が、裏工作に使われると言われている。4000億円の予算であれば、400億円もの金が使われることになる。ハイエナのように、この裏金に群がる連中が出てくる。
ダム建設を役所が決めれば、とにかく建設を進めることが第一義となる。障壁はできるだけ排除しなければならない。建設推進が正義であり、すべてに優先される。反対派や土地持ちを説得するために、いくら金をかけてもいい。そんな雰囲気が蔓延する。その甘い汁に、当然政治家も群がってくる。
みんなで寄ってたかって金をしゃぶりつくす。それがダム建設という公共事業の実態である。どうせ、金の出所は税金である。自分の懐が痛むわけではない。地元の人間、政治家、官僚、暴力団、すべてが恩恵にあずかる。そんなおいしい事業を簡単に手放すわけにはいかない。これが本音である。
まともな考えを持った人間がいれば、ダムが治水に役立たないことは明らかであろう。最近、北朝鮮がダムに水が溜まりすぎたと、韓国に無断で放水し、人的被害が発生した。降雨量が一定以上になればダムは決壊する。治水どころか、大量の水を放流せざるをえないのである。
ダムをつくるには地元の理解が必要となる。土地の買収も大変だ。このため、ダム建設の予算の約10%が、裏工作に使われると言われている。4000億円の予算であれば、400億円もの金が使われることになる。ハイエナのように、この裏金に群がる連中が出てくる。
ダム建設を役所が決めれば、とにかく建設を進めることが第一義となる。障壁はできるだけ排除しなければならない。建設推進が正義であり、すべてに優先される。反対派や土地持ちを説得するために、いくら金をかけてもいい。そんな雰囲気が蔓延する。その甘い汁に、当然政治家も群がってくる。
みんなで寄ってたかって金をしゃぶりつくす。それがダム建設という公共事業の実態である。どうせ、金の出所は税金である。自分の懐が痛むわけではない。地元の人間、政治家、官僚、暴力団、すべてが恩恵にあずかる。そんなおいしい事業を簡単に手放すわけにはいかない。これが本音である。
まともな考えを持った人間がいれば、ダムが治水に役立たないことは明らかであろう。最近、北朝鮮がダムに水が溜まりすぎたと、韓国に無断で放水し、人的被害が発生した。降雨量が一定以上になればダムは決壊する。治水どころか、大量の水を放流せざるをえないのである。
2009年6月8日月曜日
エコカー
地球温暖化に対する関心が高まりを見せている。政府の補助金制度導入もあって、エコカーのひとつであるハイブリッドカーが大人気である。自動車メーカー間の競争も激化している。最近では、ライバル会社のホンダを意識したトヨタによる過激なCMが話題となった。
ハイブリッドカーとは、化石燃料のガソリンと、巨大電池を組み合わせたものである。ガソリンで走行している間に電池に充電できるので、燃費が格段に改善できるうえ、CO2排出量も大幅に低減できる。トヨタは、自社開発車は、ホンダ車と違って、電池だけで走行できると喧伝している。
しかし、ふと昔のことを思いだして複雑な思いにとらわれる。それは、電池が環境にやさしくないと騒がれて時代があったという事実である。確かに、電池を使っている間はCO2を排出しないが、寿命がきたら、電池は産業廃棄物となる。しかも、環境汚染物質を多く含んでいる。その処理をどうするのだろうか。さらに、電池をつくる過程で排出されるCO2のことは環境負荷としていっさい計算されていない。
かつて、環境問題に厳しいカリフォルニア政府は、電池を積まない自動車の開発を促進していた。そのため、電池に変わるフライホイールなどの開発が活発化した時期があった。結局、便利な電池に変わる技術がないということで実現しなかったが、それが、いまでは重い巨大電池を積んだ自動車がエコカーとして重宝されている。
さらに、重要なことは、もともと自動車は環境にやさしくないという基本を認識することである。自動車を使わずに、歩く、自転車を使う、最悪でも公共交通機関を使うという行動のほうが、エコカーを使うよりずっと環境にやさしいのである。
燃費を考えるなら、軽自動車に乗るほうが、よほどエコである。排気量の大きいハイブリッドカーに乗って、自分はエコを考えているなどとはとても言えないはずである。
しかし、やはり気になる。使えなくなった電池の処理は、誰が、どこで、どうするのだろうか。そして、そのコストは誰が負担するのだろうか。
ハイブリッドカーとは、化石燃料のガソリンと、巨大電池を組み合わせたものである。ガソリンで走行している間に電池に充電できるので、燃費が格段に改善できるうえ、CO2排出量も大幅に低減できる。トヨタは、自社開発車は、ホンダ車と違って、電池だけで走行できると喧伝している。
しかし、ふと昔のことを思いだして複雑な思いにとらわれる。それは、電池が環境にやさしくないと騒がれて時代があったという事実である。確かに、電池を使っている間はCO2を排出しないが、寿命がきたら、電池は産業廃棄物となる。しかも、環境汚染物質を多く含んでいる。その処理をどうするのだろうか。さらに、電池をつくる過程で排出されるCO2のことは環境負荷としていっさい計算されていない。
かつて、環境問題に厳しいカリフォルニア政府は、電池を積まない自動車の開発を促進していた。そのため、電池に変わるフライホイールなどの開発が活発化した時期があった。結局、便利な電池に変わる技術がないということで実現しなかったが、それが、いまでは重い巨大電池を積んだ自動車がエコカーとして重宝されている。
さらに、重要なことは、もともと自動車は環境にやさしくないという基本を認識することである。自動車を使わずに、歩く、自転車を使う、最悪でも公共交通機関を使うという行動のほうが、エコカーを使うよりずっと環境にやさしいのである。
燃費を考えるなら、軽自動車に乗るほうが、よほどエコである。排気量の大きいハイブリッドカーに乗って、自分はエコを考えているなどとはとても言えないはずである。
しかし、やはり気になる。使えなくなった電池の処理は、誰が、どこで、どうするのだろうか。そして、そのコストは誰が負担するのだろうか。
2009年3月15日日曜日
かんぽの宿
鳩山大臣が噛み付いたかんぽの宿の入札問題。一躍、郵政会社の闇をあばいたとヒーロー扱いされている鳩山さんであるが、とんだピエロという見方もある。
かんぽの宿は、郵政省時代に、あり余った金で役人が自分達のおいしい天下り会社をつくるために設立されたものである。当然、その運営には数多くの郵政ファミリー企業が関与している。なにしろ、赤字にしても補填してくれるのだから、なんでもやり放題である。寄生虫のように、数多くの天下り企業がかんぽの宿を食い物にしてきたのだ。
驚くのは、黒字になると補助金が出ないという理由で、わざと赤字にするという杜撰な体質である。
今回、本物の民間企業に売却されると、これら旨みを吸っていたファミリー企業と天下った役人が締め出されてしまう。そこで、鳩山大臣をうまく利用したというわけである。
いまや、郵政民営化に関しては、自民党も民主党も大反対の大合唱であるが、原点にもどって考える必要がある。郵貯や簡保の巨大マネーが湯水のごとく浪費されていた。それを阻止するためにとった政策が郵政民営化だったはずだ。
特定郵便局の局長らが、使い切り費という名目のもと、領収書のいらない金を年間1000億円も自分たちの懐に入れていたことも忘れてはならない。
民営化で、田舎のサービスが低下したとマスコミは責めるが、本質を忘れた議論である。
かんぽの宿は、郵政省時代に、あり余った金で役人が自分達のおいしい天下り会社をつくるために設立されたものである。当然、その運営には数多くの郵政ファミリー企業が関与している。なにしろ、赤字にしても補填してくれるのだから、なんでもやり放題である。寄生虫のように、数多くの天下り企業がかんぽの宿を食い物にしてきたのだ。
驚くのは、黒字になると補助金が出ないという理由で、わざと赤字にするという杜撰な体質である。
今回、本物の民間企業に売却されると、これら旨みを吸っていたファミリー企業と天下った役人が締め出されてしまう。そこで、鳩山大臣をうまく利用したというわけである。
いまや、郵政民営化に関しては、自民党も民主党も大反対の大合唱であるが、原点にもどって考える必要がある。郵貯や簡保の巨大マネーが湯水のごとく浪費されていた。それを阻止するためにとった政策が郵政民営化だったはずだ。
特定郵便局の局長らが、使い切り費という名目のもと、領収書のいらない金を年間1000億円も自分たちの懐に入れていたことも忘れてはならない。
民営化で、田舎のサービスが低下したとマスコミは責めるが、本質を忘れた議論である。
2009年3月14日土曜日
国策捜査
民主党党首の小沢一郎の第一秘書がいきなり逮捕され波紋を投げかけている。驚くのは、その後のマスコミの対応である。これでもかというくらい捜査情報がリークされ、それが各紙をにぎわしている。明らかに検察側のリークである。
実は、あまり表には出ていないが、検察、警察と民主党は戦争を続けているのである。発端は、警察と検察が行っている裏金づくりである。民主党は、国会でも積極的に追及を続けてきた。
警察庁は否定しているが、裏金づくりは常態化していて、キャリア官僚が恩恵に預かっていたのは明らかである。実は、民主党から追求を受けて国会で答弁させられていた警察庁長官が、現在の内閣官房副長官の漆間氏なのである。自民党は、彼を官僚トップにすえることで、警察に恩を売ったのであろう。
民主党が政権をとったら、それこそ裏金の実体が明らかとなり、検察と警察の権威が地に落ちてしまう。そして、多くの官僚が責任をとらされるであろう。必死になって政権交代を阻止しようとするのは、当たり前と言えば、当たり前のことなのである。
それを知ってか知らずか、マスコミは何も伝えない。そういえば、裏金づくりの実体をテレビで明かす寸前に逮捕された検察官僚がいた。マスコミのトップが検察に恩を売ったのは明らかである。
いや、マスコミ関係者には脛に傷持つ身がたくさん多いと聞く。検察や警察には、裏情報もたくさん集まる。互いに協力するのは当然かもしれない。
実は、あまり表には出ていないが、検察、警察と民主党は戦争を続けているのである。発端は、警察と検察が行っている裏金づくりである。民主党は、国会でも積極的に追及を続けてきた。
警察庁は否定しているが、裏金づくりは常態化していて、キャリア官僚が恩恵に預かっていたのは明らかである。実は、民主党から追求を受けて国会で答弁させられていた警察庁長官が、現在の内閣官房副長官の漆間氏なのである。自民党は、彼を官僚トップにすえることで、警察に恩を売ったのであろう。
民主党が政権をとったら、それこそ裏金の実体が明らかとなり、検察と警察の権威が地に落ちてしまう。そして、多くの官僚が責任をとらされるであろう。必死になって政権交代を阻止しようとするのは、当たり前と言えば、当たり前のことなのである。
それを知ってか知らずか、マスコミは何も伝えない。そういえば、裏金づくりの実体をテレビで明かす寸前に逮捕された検察官僚がいた。マスコミのトップが検察に恩を売ったのは明らかである。
いや、マスコミ関係者には脛に傷持つ身がたくさん多いと聞く。検察や警察には、裏情報もたくさん集まる。互いに協力するのは当然かもしれない。
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