自民党の総裁選挙が終わり、いよいよ解散かと思っていたら、補正予算を通すのだという。景気対策に必要といわれているが、補正予算ほどムダなものはないし、景気対策の効果はない。選挙のためのばら撒きで、ただでさえ悲惨な状態の国家予算の赤字を増やすだけである。
補正予算は、その年度内に使いきる必要がある。かつて、科学振興のために補正予算が使われたことがあった。とてつもない額の予算がつくので、国立研究所などは高価な装置を買いあさった。
ところが、装置を置く場所がないのである。しかも、新人の採用を控えていたので、装置を動かす若手もいない。結局、買った装置は物置などに雨ざらしになっていた。
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