2008年1月5日土曜日

日本売り

 大発会で株価が大幅に下落した。アメリカの株安を反映したと言われているが、アジア諸国では株価が上昇している。

 日本の株式市場は外国人投資家が支えている。その日本売りが始まったと見るのが正しいだろう。小泉政権で始まった改革は、安部政権に受け継がれたと見られていたが、官僚の陰謀で安部さんは失脚した。福田政権は、明らかに官僚の言いなりである。

 独立行政法人の改革失敗にみられるように、かつての自民党政治の復活である。ばら撒きも始まった。赤字国債も垂れ流しで、今後も日本の借金は増え続けるであろう。

 もちろん、改革には痛みが伴う。それで損をする人間も多い。利権を失う官僚や政治家、それにぶらさがっている連中は、なんとしてでも改革の足を引っ張りたい。しかし、海外から見れば、それは日本崩壊への序章でしかない。

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