どうして日本のプロ野球は面白くなくなったのだろうか。いい選手が大リーグに流れてしまう。それも一因かもしれないが、その大きな原因をつくっているのは読売巨人ではないだろうか。
この球団勝つためには手段を選ばない。他の球団の四番打者やエースを札束で引っこ抜く。メンバー表にはきら星のごとき選手が並ぶ。ところが、それでもペナントレースでは勝てない。結局、うまく使いこなせずに、廃人にしたうえで放り出す。
それでも懲りないらしい。今年のオフはすごい。ラミレス、クルーン、クライシンガー。他球団の主砲、おさえのエース、そしてセリーグの最多勝投手を獲得した。いったいなにをするつもりなのだろうか。福留にも触手を伸ばしていたのだから何をかいわんやだ。
福留獲得をあきらめた理由が、大リーグと競うと年俸が高騰し、日本球界に悪影響を与えるからだという。いままで、悪影響を与えてきたのは、どこの球団だといいたい。
野球をみていて思うのは、チームプレイということだ。ホームランバッターをいくらそろえても試合には勝てない。打撃はいいが、守備の下手な外野手をいれたとたん、投手が打たれだしたという過去もある。「あそこに打たせるとあぶない」と投手は不安になる。ついつい投球の幅が狭くなり、思うようなピッチングができなくなる。
巨人をみていると、金持ちのばか息子に、親が言うがままにおもちゃを買い与えたら、ろくに使わずにゴミ箱いき。そんな状況が目に浮かぶ。
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