郵便公社が民営化される。新聞は、地方の簡易郵便局が閉鎖されるとして、地方切り捨てと非難している。
しかし、そもそも非効率きまわりない郵便局の運営や、郵貯の金が財政投融資などを通して特殊法人に湯水のごとく使われ、国の隠れ借金をつくってきたことが問題ではなかったか。
さらに思い出すのは、渡切費(わたしきりひ)というとんでもない金の存在である。これは、その名の通り、領収書の不要な金で、なんと、年間900億円が特定郵便局長に垂れ流しされていたのだ。その一部は自民党に還流されていた。
こういう負の面を清算するのが民営化であったはずだ。だから、国民も小泉さんを支持したのだ。それを忘れてはならない。
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