2007年10月22日月曜日

レッドソックス松坂

もし負け投手になっていたらどうだったろう。プレーオフのレッドソックス松坂の登板の話である。もちろん、松坂のこともあるが、それよりもボストン地区に住む日本人のことが心配だった。おそらく日本人全員がバッシングにあっていただろう。下手をしたら焼き討ちである。

なにしろ、あれだけ高い金を出してとったのだ。それなりの活躍を期待するのは当たり前である。
スポーツファンとは、いいかげんなもので、勝てば官軍、負けたら賊軍である。しかも、負けたら人格を含めてすべてを否定する。亀田ファミリーがいい例である。

今日、ボストンは大騒ぎらしい。何しろ、1勝3敗の絶体絶命からの大逆転である。スポーツバーでは、日本人に握手を求める地元ファンが多いという。しかし、もし負けていたらとぞっとする。きっと、袋だたきにあったであろう。

ところで、地元のテレビ局は、選手へのインタビューを興奮ぎみに、終日流しているらしい。ボストン在住の友人の話では、残念ながら松坂のインタビューはいっさい流されていないという。本来、英雄のはずなのだが。

答えは簡単である。松坂は英語がまったく話せないから、インタビューの仕様がないのだ。まさか、チームメートと喜んでいるところに、おじゃま虫の通訳など入れられないだろう。
今後の活躍のためにも、ぜひ英語を学んでほしい。ついでに苦言を呈すれば、あのぶよぶよの体はやめて欲しい。太る体質とはきくが、結局、野茂も太ってだめになった。あれだけ、めぐまれた才能があるのだ。イチローを見習って、体重管理をしてほしい。よけいなお世話といわれるかもしれないが。

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