2007年11月9日金曜日

日本の政治家

 テレビのニュースを見ていて本当に驚いた。常識はずれの政治家は何人も見てきたが、このひとは群を抜いている。鳩山邦夫法務大臣である。

 彼は、10月29日、東京都内の外国特派員協会での講演でとんでもない話をした。「私の友人の友人にアルカイダがいる。『バリ島の中心部は爆破するから近づかないように』とアドバイスを受けた」と発言したのだ。冗談ではない。

 これは、彼がバリ島のテロを事前に知っていて、何も対策をとらなかったことを意味している。多くの無実のひとたちを見殺しにしたのだ。さすがに、まずいと思ったのか、講演後に、「事件の3、4カ月後に聞いた話」と訂正した。しかし、特派員協会での話を聞いた限り、事前に知っていたとしか思えない発言であった。常識人なら分かるであろう。事件後に現場に近づくなとアドバイスされるはずがない。

 当然、遺族は怒っている。バリ島のテロでは、新婚旅行で滞在中であったふたりの日本人が命を落としている。遺族は外務省に連絡を取ったが「大臣の発言内容の真偽が確認できない」と相手にされないようだ。

 仕方がないので、鳩山事務所に遺族として実名を名乗った上で「事件を予告されながら国民を守ろうとする働きを一切しようとしていない。大臣として失格であり、即刻辞任し、陳謝すべきだ」と記したファクスを送ったようだ。当然のことであろう。しかし、いまだに無視されたままという。

 彼の驚くべき発言はこれだけではない。「若いころはペンタゴンにてんぷらをおごってもらった」とか「日本にはテロリストがいる」などと迷走発言を繰り返している。本当に政治家なのであろうか。
 
 ふと考えて思い直した。日本の政治家なのだから、こんな支離滅裂は当たり前なのだと。民主党のごたごたを見れば、よく分かる。

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